(前回からの続きです)
私たちの運動が知らなければならないことは、
ワールド・カープの再建から始まって、
新千年紀の初めの21日修練会へと繋がってゆく
わたしの公的路程全体が、
この偽りの
リーダーシップ文化に
挑戦し、
改革しようとするものであった
ということです。
わたしから教育を受けた元カープやSTFのメンバー、あるいは二世のメンバーたちであれば、わたしが
心情文化を創造することを
どれほど
強調したかを
憶えているでしょう。
真の愛に根ざした原則と価値観で
私たちの運動に
新しいリーダーシップ・パラダイムを立てることを可能にするのが
心情文化です。
最初の頃は、
わたしの取り組みを歪曲して伝えようとする人々の働きにより、
多くの一世の親たちが、
わたしのしていることを
誤解していましたが、
実際にわたしが訴えていた内容を直接知るようになった人々は、
この新しいパラダイムの主人となり、
今なお、わたしの仕事を
支援してくれています。
それにもかかわらず、
いつも
変化に対して抵抗する
リーダーたちがいました。
こういうリーダーたちは
現在の体制の下でうまくやっていたため、
わたしのやっていることを、
彼らの生存と影響力に対する
直接の脅威
と見たのです。
彼らは
自分自身の隠された意図や観点を、
あたかもお父様に対する尊敬と服従であるかのように見せながら、
それを傲慢にも
押し付けたのです。
統一運動はお父様に属するものであるから、人的物的資産のすべては、文氏一族に属するべきであるという自分の意見を、
彼らは
わたしの家族の何人かに話したのです。
彼らは、
自分がそう言えば、
私の家族から報酬を受けることができると信じていたのです。
しかし、
そのように考える人々は、
最終的には、それが
とんでもない
間違いであった
ことを知るようになるでしょう。
わたしには、彼らのために
祈ってあげることしか出来ません。
というのは、わたしが記憶している限りでは、
お父様は、
わたしとわたしの家族に対して、
この運動と資産は
決してお父様やわたしの家族に属するものではなく、
神さまと神さまの摂理に属するものである
と、いつも
強調しておられたからです。
わたしが公的任務を開始した時も、
この観点によって
すべての組織を指導したり、影響を与えたのであり、
そして、
この観点により、わたしは、
私たちの運動のリーダーシップ・パラダイムに対して
挑戦するに至ったのです。
そして、今この瞬間まで、
そのわたしの立場は
全く
変化していません。
そしてこのことこそが、
わたしの下にある組織を、
神さまの摂理に正しく一致するように指導し続ける理由であり、
わたしの下にある組織を掌握しようとする
企てに
反対し続ける理由でもあるのです。
そのようにしなければ、
わたしの摂理的責任が失敗してしまうからです。
しかし、お父様が、
2013年初頭までに、神さまの主権を認める文化を国家レベルで立てる、
と公的に宣言された
神さまの摂理的時刻表が、
切羽詰ってくるのを
毎日、
実感しています。
私たちの運動における現在の混乱によって、失われてしまった摂理の時間を思えば、
嘆きの思いを
禁ずることができません。
しかし、たとえ如何なる障害物にぶつかったとしても、
真の家庭の理想を実現することにより、
正しい先例を立て、摂理的責任を果たすという
わたしの決意は、
誰も
邪魔することはできません。
その結果として、わたしが
いま選択している道を歩み続ける時に、
わたしは決して、
わたしの受け継ぐべき伝統と、わたしの家族、信仰共同体から
離れようとしているのでは
ないことを、
祝福中心家庭が理解してくれることが
とても大切です。
むしろ事実は、わたしが
その伝統を、
それを破壊しかねない人々から
守っている
ということなのです。
(次に続きます)