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神様の摂理と祝福中心家庭の使命(2012.8.11)

文顯進会長メッセージ要約
2012年8月11日(於:ラマダソウルホテル)

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わたしが韓国に来た目的は、
この国と国民が、この時代に天から与えられた、摂理的責任とは何かを
教えるためです。

一部の人は、真の家庭の中にも、カインとアベルがあると言います。

カインとアベルの問題が、なぜ人類の最初の家庭で起こりましたか。
そこには、どんな間違いがありましたか。
神さまを中心とせず、サタンを中心とした四位基台を作ったからです。
サタンは、不倫の愛で四位基台の中心となり、長子権を奪ったのです。
カインとアベルの葛藤は、父母の失敗から生じたものです。
サタンが長子であるカインを奪ったので、神さまはアベルを通して、長子権を復帰する摂理を行うしかありませんでした。

真の家庭の中で、カインとアベルの問題を言うことは、父母様が責任を果たせなかったと言っているのであり、父母様の家庭が、神さまを中心とした家庭ではないと言うことになります。

神さまを中心として、真の家庭をなすべき真の男性と真の女性の代表として責任を果たした方が、真の父母様です。
ところが、そのような真の父母様から生まれた子女を通して、神さまが長子権を復帰するための摂理を、また、
しなければならないのですか、
それとも、
神さまが直接主管されなければならないのでしょうか。

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檀君神話の建国理念は何ですか。

驚くべきことは、数千年前に小さな部族が集まって、ここに一つの国家を形成した時の建国理念が何でしたか。

弘益人間でした。
韓国だけではなく、全世界に有益なビジョンでした。
弘益人間、在世理化、以道與治、光明理世の概念を見れば、世界にとって有益であり、天の原則と法を持って世の中を治め、悟らせるという内容です。

このように、初めから天の摂理と理想を持って生きてきたのです。

アメリカを見れば、200年、250年前に、この概念ができたのです。
ところが韓国はすでに5千年前に、この概念が定着していました。
韓国がどれだけ準備された国なのでしょうか。
わたしは全世界を回って、多くの人に神さまの下の一家族のビジョンを教え、韓国人は、このビジョンを教えることができると信じていましたが、檀君神話を見ると、韓国は根からその概念を持っていたのです。

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多くの人が尋ねます。
どうすれば世界的なリーダーを動かせますか。

先日セントラルシティで、シン社長と共に、何人かの指導者を招請して食事をしました。
その中の一人が私に質問しました。
「今のこのような状況で、どうして、このような偉大な仕事ができるのですか。到底理解できません。」

わたしがお金や地位のために、この仕事をしていると思いますか。
影響力のある指導者、国家、地域を動かす力が、どこから来ると思いますか。

一つ明らかに言えることは、
今は祝福の時です。
神さまは明らかに生きておられ、摂理の中心です。
わたしは神さまの摂理とその摂理を動かす原則と価値を知っています
それは絶対唯一、永遠不変の神さまから来るのです。

わたしは彼に簡単に答えました。
「それは、神さまの摂理であり、私が神さまの摂理の主人であるからです」と…。

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過去3年間、なぜこのようなことが起こったのかを詮索するよりも、
この状況で、どのように突破するのかを考えなければなりません。

人生において、私がどんな人生を決定していくのかについては、天がチャンスをくれます。
これは挑戦とも同じものです。
種が地中深く根を下ろすために、石を突き抜けて行くのと同じです。
根を深く下ろすためのものであり、今後、幹を伸ばし、葉を出して、実を実らせるためのものなのです。
台風で、幹や枝が煽られても抜けない根を下すように、いま私たちは、根を深く下さなければなりません。
私たちは誰ですか。
私たちの前に塞がる巨大な壁と試練、責任から逃げたり、回避する皆さんではなく、
それを超えて、
神さまの夢とみ旨を実体化させる皆さんですか。

これです。
皆さんが本当にそのような人であるなら、
天の祝福は、皆さんを避けて行かないのです。
歴史が、皆さんの正当性を証明してくれるでしょう。

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わたしは、摂理のために命を賭けました。
すでにルビコン川を渡ったと言いました。

わたしは1998年から、公的責任を持って以来、
統一運動が神さまの摂理の基準に適合するよう改革運動をして来ました。
私たちの運動をより発展させるために努めるとともに、
神さまの摂理に、より連結させるために努力してきました。
わたしの本(講演文集)を読んでみると、それを感じるでしょう。
多くの食口は、真の父母様のレガシー、業績に正しく連結されなくてはならないというみ言を何度も聞いたことと思いますが、そのみ言はすでに2001年、48歳以下のすべての指導者を教育するための21日修練会をしたときから語っているものです。

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向こう側の指導者たちが明らかに知っておくべきことは、
彼らが犯したあらゆる偽りと悪行に対して、いつか
責任が問われるということです。

私は、今まで沈黙してきました。
彼らがどんなに間違っていても、真の家庭を守って、弟たちを保護して、最終的には、兄としてすべてのことに対して責任を取らなければならないので、沈黙しました。
しかし、
終わることのない法廷訴訟と言論プレーにより、話にならない人格殺害を犯して世界を巡回しながら食口を騙し…
2008年まで、世界の中で、真の家庭の価値を引き上げて来たのに、
これ以上、落ちようがない所まで落としてしまいました。

皆さんが今すべきことは、
すべての過ちを正し、
神さまと真の父母様の摂理的な基準と方向を
正しく
確立しなければなりません。

わたしは皆さんの先頭に立って導いていきます。(拍手)

わたしの願いは、この場にいらっしゃる皆さんが
良心的であり、真実を追求する者として、
間違った統一運動を正しく導いていくことです。

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わたしがいつお父様に会えるのだろうかと心配する方も多いでしょう。

わたしどんな息子だと思いますか。
わたしが老いたお父様の前で
「この問題をお父様が解決してください」と言うと思いますか。
それとも、解決してからお父様を訪ねて行き
「これを使ってください」と言うと思いますか。

孝とはどのような道ですか。
お父様は、孝子が行くべき道を教えて下さいました。
孝子は、父の夢を自分のものとし、父が果たせなかった夢を自分の力で成し遂げ、そして父母様のもとに帰ります。

***

皆さんがよく知っておくべきことは、この問題は、お父様によるものではありません。
父母様が可哀想です。
問題を子女たちが作ったのなら、子女が責任を持って、家庭を生かす道を見つけていくのです。

もうこれから長くないでしょう。

見ていてください。
私たちの統一教会の指導者たちが、このまま続けてこのような非原理的な行動をすれば、これ以上、彼らを守ることができません。
攻撃すればするほど自分たちの行動に対して、自ら責任を負わなければなりません。

皆さんを通して、彼らに警告を伝えます。
そしてこのことをよく知らなければなりません。

これは、兄弟間の葛藤や組織的な戦いではありません。
これは天宙史的な戦いです。
真の家庭の理想が定着できるかそうでないか

わたしは今後、どのような障害と試練があっても、
真の家庭の理想を保護し、天の勝利を守って行きます。

皆さんにはっきりと申し上げることは、
神さまの勝利を守っていく者の前途を阻むことは、
誰にも
できないと言うことです。

だから皆さんは、
摂理の主人とならなければなりません。

わたしは摂理の主人となって、ルビコン川を渡りました。
皆さんはどうですか。
命をかけて、その基準を守ってみ旨を成すことを決心しましたか。

皆さんが、旧時代に執着して生きようと、もがく中で命を失うのか、
それとも新しい時代に死ぬ覚悟を持って摂理を担う者となるのかです。

どうしますか。

こんにち私たちは、ルビコン川の丘に立っています。
いや、カナンの丘に立っていると考えてみましょう。
カナンの丘で、神さまが約束されたカナンの地に渡って行く者となりますか。
それとも、荒野に残る者となりますか。
カナンの地に向かって前進する者となりますか。(はい)

誓う人は立ち上がって、
アージュと決意してください。

アージュ! (アージュ!)
アージュ! (アージュ!)
アージュ! (アージュ!)