truth

最高の証しとなる生き方

文会長は、その結論的な内容において、
偽りの生と真実の生は、必ず、実体的な結果として「目撃」される
と説明しました。彼はまた、
「たとえ、ただ一人でも、神さまの摂理に一致している限り、
その人を通じて、人類に計り知れない祝福が来るだろう」と確信しながら、
私たちがその「生きている証拠」になることこそ、「真の証し」であり、
「真のお父様に捧げることができる最高の礼」である
と強調しました。

真のお父様の天宙聖和式
文顯進会長のみ言(2012年9月15日)-5

(先回からのつづき)

今年の初めから、わたしは、
お父様の生命が危険にさらされているということを感知し続けていたので、
私たちの側の指導者たちに、
お父様にお会いしなければならない、ということを言っていました。
教会側からは、お父様の状態がどうなのかという事実さえも、
わたしに知らせてくれませんでしたが、わたしは、
ある人からお父様が危篤状態だと知らされました。
彼らはその頃、もう真のお父様の聖和に備えていたのです。

天は奥妙に摂理なさいます。
何故なら、わたしは、まさにその時に、
ソウルGPFの為に、韓国に行っていたからです。
そしてわたしは、マリオットホテルに泊まっていましたが、
真のお父様が入院していらっしゃる病院が、そのホテルのすぐ横の建物だったのです。
わたしは先ず医師に会い、
真のお父様にお会いできるようにしてくれるよう頼みしました。

教会側は、米国全域を巡回し、実に多くの非難集会を行いました。
韓国でも多くの巡回を行い、全世界の多くの国々を巡回しました。
そうして彼らは、
わたしが、真のお父様から財産を盗んだサタンだと誹謗して回りました。

そうしながら皆さんには、
「私達は顯進様が帰って来るように祈っている」と言い、
食口たちも、私が帰って来るように精誠を積んでいます。
そして、お父様も私に会うことを願っているのに、
私が会いに来ない、と言います。

皆さんは、統一家がこの話をすると、一度たりとも疑うことなく、
すぐに信じてしまったことでしょう。

わたしは過去13年間にわたり、
摂理の先鋒に立って、内外に感銘を与え、
2008年には統一家を頂点に昇らせる原動力となりました。

献身的に働いたのは、他でもなく、
真のお父様の家庭のその息子でした。

ところが、その人の生と貢献は問題にもされずに、
とても迅速に、かつ政略的に、
誹謗中傷されるようになったのです。

皆さんは、アベルが言うと、盲人のように、馬鹿のように、
そういう何の価値も無い下らない言葉を信じてしまいました。
皆さんは、自分自身の生を犠牲にしてきた、真のお父様の息子よりも、
皆さんのアベル的存在や、わたしに関して図々しい非難を繰り返す、
わたしの兄弟姉妹の言葉の方をより信じたのです。

熱狂的な宣伝と煽動によって、彼らは
すべての言論に、自分たちの卓越さを宣伝する一方で、
わたしを悪者に仕立てていったのです。

真のお父様に関する言論広報でもなく、
統一家に関する広報でもありません。

皆さんは、わたしが公職に携わってきた全期間において、
このような人格殺人否定的な世論の扇動によってやむを得ずメディアに対応するしかなくなるまで、わたしがただの一度もインタビューを受けたことがない
という事実を知っていますか。

わたしは、実質的な長子として
周りの愚かな事柄に責任を痛感し、
沈黙を守っていたのです。

インタビューをした理由は、
統一家が
神さまと神さまの摂理と真のお父様の実体的なレガシーを
投げ捨てたためであり、
わたしがGPFを通じて、
神さまの摂理を持続していることを明らかにするためです。

皆さんは、
いつも真のお父様に資金を要求していた他の指導者たちとは異なり、
わたしが、萎縮してしまった青年運動を立て直すために、
自分自身の個人財産までも投入したという事実を知っていますか。

わたしは一回もそういう事実を、米国でも日本でも、ヨーロッパでも南米でも、祝福中心家庭に宣伝したことがありません。
わたしにはそうすることが、当然だったからです。
それは、真の子女の責任だからです。
わたしが本当にお金に欲深い人間なら、皆さんの子女教育に、
それほど多くの資金を投資したでしょうか。

わたしは、お金を沢山儲けることができる人ですか。
(はい、そうです)
わたしはお金が動機になって動くと思いますか。
(いいえ)
皆さんは、わたしが願えば如何なる地位でも持てる人だと思いますか。
わたしの行動の動機はそういったものですか。
(いいえ)
わたしは神さまが、わたしに、最も重要なことは何かを、見せて下さったことに、
永遠に感謝しています。
それは、お金ではありません。
地位でもありません。
権力でもありません。
それは、
神さまが人類に下さった最も貴重な贈り物ですが、
私たちがあまりにも、疎かにしていたものです。

皆さんはそれが、何だと思いますか。

人類歴史において、今の時代を貴重なものにしているものは、
神さまの夢を実現することができる時だということです。
それは、
神さまの摂理と復帰、
そして人類の実体的な救援です。
それは、
人類の真の解放と、サタンの鎖からの完全な自由(解放)という約束を成就することです。

私たち自身と家族、そして私たちの世代だけではなく、未来の世代にも
希望と救援を約束する、偉大な贈り物です。

皆さんは、それを大切にしなければなりません。
それが皆さんを、祝福中心家庭、
神さまの摂理において中心となった家庭として規定するのです。
それによって皆さんは、
良心に従って進む門を開くことができ、
霊的に成長し、
神さまと父子の成熟した関係を結ぶことによって、
その関係を、深遠なものにすることができるのです。

平和メッセージを訓読すると、皆さんは
真の愛と神さまの愛に酔った蜜蜂のようになるでしょう。
目的と意味がある生き方をすれば、
お父様が、ご自身の生涯においてなしてこられたように、
偉大な貢献を成し遂げることができます。

私たちの人生で最も偉大な貢献は、
それが大きいにせよ小さいにせよ、
摂理にとってプラスになることです。
それが、私たちの関心事です。
それが、私たちに与えられた祝福の意味であり、
祝福中心家庭としての、私たちに与えられた義務です。

私の身近で従う方々の中でも、今起きていることに落胆し、真の家庭に失望した人たちもいることを知っています。
わたしは皆さんが、そういう考えをしないように願います。

何故なら、ある人々が自分たちの責任分担を果さなかったといって、そのことが神さまの摂理と原理、そして真の愛の原理の背後にある真理が偽りだということを意味してはいないからです。
それが意味することは、ただ単に、
人間がこの根本的な真理を実体的に実現するにおいて、自分たちの責任分担を果たすことができなかったということに過ぎません。
それは、
人類の実体的な救援の為の摂理が、どのように展開されるように設計されているのか、そして、
かかる状況でも、私たちが持つ5%の責任分担がどれほど重要なのかを見せてくれる
直接的な実例なのです。

皆さんが目撃していることはすべて、
わたしが以前に語ってきたことです。

彼らは、わたしが行うことを中断させる為に、
嘘と示威その他あらゆることを試みてきました。
そして、わたしが恐らく1年以内に破産すると思ってきました。
ところが、1年が過ぎた時には、
わたしは、統一家が夢にも見ることができなかったようなことを
成就しました。
そして、さらにもう1年が過ぎた時には、
わたしは、彼らが想像すらできない、さらに大きなことを成就しました。
そして、さらにまた1年が経ちました。
統一教会の最高指導者の位置にあった人は、統一家の基盤の広がりと深さを知っています。しかし、
わたしが世界的に持っている基盤は、
統一家が以前に持っていた基盤とは比較にもならない
広がりと深さを持っています。

この聖和式はここで進める行事ではありません
息子として非常に残念です
しかし、
神さまの摂理から見ると、
内的な段階において、これは何よりも大きな意味があります。
たとえ、ただ一人でも神さまの摂理に一致している限り
その人を通じて人類に計り知れない祝福が来るでしょう。
数は関係ありません。

皆さんは、
神さまが摂理の中心
ということを理解しなければなりません。
そういう事実と実体が存在するなら
摂理と基盤は続くでしょう。
この基盤は摂理にとって、
私たちが生きている世の中を根本的に変化させ、拡張するように助ける
資源です。
しかし、
わたしも一人の人間として、後悔がないとは言えません。
わたしが身を寄せてきた共同体を見る時・・・
わたしは2008年度が、統一家の絶頂期だったと言いしました。
その年に全世界で、私たちがどれだけ多くの GPFをしましたか。
23回だったか、24だったか忘れました。

真のお父様は、2013年1月13日までに、国家を復帰すると宣言されました。
統一家の歴史で、それがどれほど記念碑的な瞬間なのかを、
皆さんは記憶しておかなければなりません。

しかし教会では、誰も、特に指導者たちの間では、
「それが可能だ」と信じる人はいませんでした。
恐らく食口の皆さんは、資格のない愚かな人々よりも、信仰が純粋なので、
「可能だ」と信じる人があり得たかも知れません。
しかし、彼らをよく知っているので申し上げられますが、
ただの一人もそれが可能だと信じませんでした。
郭牧師ですら、その時までは、「我々が復帰できる国は、せいぜい人口が数万人程度の島国だろう」と思っていました。

わたしはいつも、統一家の問題は、外部世界にあるのではないと言ってきました。
統一家の問題は、この内部に、特に私たちの指導者たちにあるのです。
しかし、もっと根本的な問題は、
私たちが霊的な運動ではなく、ただの教会になってしまっているということです。

これはかなり単純な話ですが、
皆さんは何かを信じなければ、努力も傾けず、それを実現する為に資源も投入しないでしょう。

日本の食口たちは、何故、国際的な活動の為に、かくも多くの献金をしているのですか。
彼らはこの献金が、神さまの摂理の為に使われると信じているからです。
食口たちが、真心から献金しているということは、疑問の余地がありません。
しかし、その献金を活用する権限を持っている指導者たちは、
そう信じていませんでした。

2008年記念碑的な絶頂の日と見るのは、
統一教会の指導者たちが、初めて国家復帰が可能だという考えをするようになったからです。
ある傲慢な愚か者は、
国家復帰の可能性を示した2008年度のGPFの成功が、
自分たちのお陰だと考えました。
どれだけ笑止千万な考えでしょうか。
神さまの前に、これほどまでに傲慢なことがあるでしょうか。
彼らがしたことは何もありません。
それはすべて、神様がなさったことであり、
私たちが生きている時代的な恩恵だったのです。
そして私たちは、そういう祝福が実を結ぶように、条件を立てただけなのです。

私たちが生きているこの時代は、
蕩減を通じて復帰時代に撤かれた、
お父様の努力と苦労の結実を刈り入れる時期です。

モンゴルでGPFを挙行した時のことを思い出します。
その席に、韓国人指導者たちがすべて参加しましたが、
彼らがどういう考えを持っているのかよく知っていたので、
わたしは、今がどういう時代なのかを説明してあげました。

私たちは、蕩減復帰の時代に、辛く苦しい酷寒の迫害を受けてきました。
今は春の収獲を収める時です。
私たちは統一家の為に、天が準備した計り知れない祝福を収穫することができます。
しかし皆さんが、収穫する畑を持っていると言って、すべてが市場で売ることができる作物になるという意味ではありません。どのように収獲するかも重要です。ただ行って収穫すればいいのではありません。
首尾よく収穫できないと、市場価値がなくなる恐れもあります。
皆さんがすべて台無しにしてしまい、皆さんの苦労が無為に帰してしまうこともあり得ます。

今は皆さんが、この祝福を適切に収穫する為の
真の主人意識を持たなければならない深刻な時です。

当時は、マヌエル・フェレイラ司教のような大物たちが、統一家と交流し始めた時期でした。
ブラジルの指導者らは皆一様に、「私がフェレイラ司教を伝道した」と言いました。
フェレイラ司教を自分で訪ねて行って、何故統一家と交流をするようになったのか訊いてみて下さい。
米国で大型教会を巡回する時に、シューラー牧師にお会いしました。
皆さんはシューラー牧師自身に、何故統一家と交流するようになったのか訊いてみて下さい。
彼らのお陰ですか。
どれほど哀れで愚かな人々でしょうか。

その彼らが、わたしとわたしに従う人々をすべて追い出そうとして、
却ってわたしを、泥棒だと言っています。
彼らが何を計画し、共謀したのか、
すべての詳細な事柄は指摘しません。
しかし彼らが、どう考えているかは、充分によく知っています。

外部の指導者たちが、真のお父様の聖和に関するニュースを聞いて、
わたしに送ってきた手紙の内容を読んでみて下さい。
大部分の内容は、
あなたのお父様が、どれほど偉大な方かは知っていますが、その方を理解することができませんでした。しかし、あなたのような息子を育てたとすれば、あなたのお父様は立派な方です
というものでした。
たとえ世の中の人々が、真のお父様を理解することができないとしても、
真のお父様が持っておられた価値と夢と熱意の生きている証となる息子の生き方は
真のお父様に対する最高の証となるのです。

長男であり長兄として、わたしが皆さんに願うのは、

皆さんの生き方が、父母様の偉大さを現わす、真の証し人になってもらいたいということです。
最大の貢献は、神さまの摂理に一致した人を通じて神さまの摂理に一致することです。
皆さんの家庭の光が、栄光と栄誉、そして尊厳をもって明るく光を放ち、全人類が栄光と尊敬を受けることが、わたしの願いです。

この地上で、息子がお父様に捧げることができる最高の礼は、
お父様の生涯を正しく照らし出して差し上げることであり、
同時に、思い残すことなく、お父様を霊界に逝かせて差し上げることです。

真のお父様が主唱された内容と、
真のお父様が一生を捧げて実現しようとされたすべてのことが、
息子であるわたしとわたしの家庭を通じて実現されることをお約束します。

接ぎ木を受けた息子、娘である皆さんが、
真のお父様に捧げることができる最高の礼は、
真の息子と真の娘になるという誓いです。

ですから、お父様の人生を感動させたその夢を抱いて、
皆さんを通して、真のお父様のレガシーが受け継がれるように
決意しましょう