2025.12.03-09 韓国NEWS

特検は、政治資金法違反などの疑いで裁判に送致された金建希氏に対し、一審で懲役15年と罰金20億ウォンを宣告するよう裁判所に求めた。判決は2026年1月28日予定

特検は金女史と統一教会のコネクション疑惑、公薦介入疑惑などについて「宗教団体と結託し憲法上の政教分離原則を崩し、民主主義の根幹である選挙の公正性と代議制民主主義という国家統治システムを崩壊させた」と批判

また、「大韓民国の歴史に永遠に恥として記録される法治破壊行為は、一般人が通常範囲内で犯すであろうと想定された既存の量刑が包含できる次元を大きく超えた」とも述べた

日本、李大統領の発言が100万再生

李大統領の「政治介入宗教財団解散検討」発言が統一教会を狙ったものとの解釈が出て、日本でも熱い関心を示している

尹錫悦ロビー資金の根源…日本の統一教徒からの搾取献金

特検の調査で、統一教世界本部が孝情グローバル統一財団（日本の信者の献金を管理）から資金約100億ウォンを受け取っていたことが判明

尹錫悦側に渡されたロビー資金の根源は、日本統一教会の信者たちが納めた献金だった事が分かった

本日予定されていた尹栄鎬・前世界本部長の1審結審公判は、弁護側の追加意見書提出の要請により10日に延期

尹前本部長は被告人質問で、「自分は韓鶴子総裁の指示に絶対服従しただけであり、全氏に渡したダイヤモンドのネックレスが最終的に金女史に渡ったかどうかは知らない」と主張

特検側は、全氏が供述を覆した事や金女史のバッグ受領の認定などを基に容疑を立証する姿勢

ユン前本部長は、最近の裁判で、統一教会が国民の力だけでなく民主党とも複数回接触していたと主張

2017年～2021年までは民主党とより親密だったとし、サミット行事前に現政権の閣僚級人士4人に接触し、このうち2人は韓総裁とも面会していたと述べた

政治界に波紋が広がるのは避けられない状況だが、複数の政治派閥を包括しようとしたという主張を通じて、ユン前本部長が罪責を軽減しようとしている可能性も排除できない

ユン前本部長は、12月10日に開かれる結審公判で関連内容を明確にすると予告

ソウル中央地裁刑事合議27部は12月9日、韓総裁らによる政党法違反容疑に関する公判準備期日を開く

特検は、信徒動員の際、入党願書は統一教会幹部らが統一教傘下団体である天宙平和連合（UPF）を通じて信徒たちに伝達したものと把握

李在明大統領は12月9日、先週に続き、宗教団体の解散に関連して「憲法や法律に違反し、社会から糾弾される行為をしたのであれば解散させなければならない」と述べた

ソウル中央地裁刑事合議27部は「統一教集団入党疑惑」の裁判準備期日を開く予定だったが、弁護人側の記録閲覧・複写が遅れたため期日が延期された

尹煐鎬前本部長は特検に「民主党の重鎮議員が天正宮を訪問し韓総裁に挨拶し、現金4千万ウォンを渡した」とし「時計も二つの箱に入れて渡した」と証言

特検は民主党の「統一教裏金事件」を警察に移管した