dignity

人の子が栄光の座に着く時

「人の子は、栄光に輝いて天使たちを皆従えて来るとき、その栄光の座に着く。
そして、すべての国の民がその前に集められると、羊飼いが羊と山羊を分けるように、彼らをより分け、
羊を右に、山羊を左に置く。
そこで、王は右側にいる人たちに言う。『さあ、わたしの父に祝福された人たち、天地創造の時からお前たちのために用意されている国を受け継ぎなさい。
お前たちは、わたしが飢えていたときに食べさせ、のどが渇いていたときに飲ませ、旅をしていたときに宿を貸し、
裸のときに着せ、病気のときに見舞い、牢にいたときに訪ねてくれたからだ。』
すると、正しい人たちが王に答える。『主よ、いつわたしたちは、飢えておられるのを見て食べ物を差し上げ、のどが渇いておられるのを見て飲み物を差し上げたでしょうか。
いつ、旅をしておられるのを見てお宿を貸し、裸でおられるのを見てお着せしたでしょうか。
いつ、病気をなさったり、牢におられたりするのを見て、お訪ねしたでしょうか。』
そこで、王は答える。『はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。』
それから、王は左側にいる人たちにも言う。『呪われた者ども、わたしから離れ去り、悪魔とその手下のために用意してある永遠の火に入れ。
お前たちは、わたしが飢えていたときに食べさせず、のどが渇いたときに飲ませず、
旅をしていたときに宿を貸さず、裸のときに着せず、病気のとき、牢にいたときに、訪ねてくれなかったからだ。』
すると、彼らも答える。『主よ、いつわたしたちは、あなたが飢えたり、渇いたり、旅をしたり、裸であったり、病気であったり、牢におられたりするのを見て、お世話をしなかったでしょうか。』
そこで、王は答える。『はっきり言っておく。この最も小さい者の一人にしなかったのは、わたしにしてくれなかったことなのである。』
こうして、この者どもは永遠の罰を受け、正しい人たちは永遠の命にあずかるのである。」

  <マタイによる福音書25:31-46>

***

なぜ政府が旧UC(統一教会)の解散命令を請求する方針を固めることになったのか。
なぜ旧UCは反省もなく執拗に攻撃的に反発し続けるのか。

そこにいて排除された者として、
またそういう排除された者たちが集まった共同体で
神様によって真っ直ぐに導かれた証がある者として
旧UC内部のカオスの原因を理解してきたつもりだ。
その理解の過程で大いに悔い、
大いに涙で震えてきた。
しかし
そのカオスの原因は
一言ではとても言い表せない。

***

そして
これだけは今、言えると思う。
今、羊と山羊が分けられ始めた。

そしてその分別は、旧UCだけでなく、
人の子に不法を働く者たち全員に及ぶだろう。

なぜなら今、
人の子が栄光の座に着く時!
だからである。

だから
私は祈る。
一人でも多くの神様が愛した兄弟姉妹が
沈没寸前の船団から抜け出し
漕ぎだしてくださるように!
と。