「UC」内部に起こっている審判
<お母様はお父様のもとを離れた>
文師は晩年に、50年以上連れ添った夫人から大きな衝撃を受けられました。
韓鶴子夫人は、金孝南や他のサタン的な聖職者たちの影響を受けるようになった後、
夫ではなく自分こそが待望されたメシア的人物である、と考えるようになりました。
この非原理的な見方が、現在UC人たちが受け入れることを要求されている
OBDの偽りのイデオロギー全体の基礎となっています。
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文師は、夫人のこのような変化に気づいておられました。
2005年2月21日の説教(御言葉選集488巻156~157ページ)の中で、
文師は次のように述べておられます。
「お母様は私に、『あなたは原理に従って生きるかもしれませんが、私はそうではありません』と言いました。これほど恐ろしい言葉があるでしょうか。彼女はためらうことなくそう言ったのです」。
その後、文師は聖和される直前、この状況に絶望されるあまり、聖和前月の2012年7月16日、韓国で1万人を超えるスタジアムの大イベントでこう語られました。
「私が育てたお母様はもういません。文師の妻の立場もありません。彼女は自分勝手にやっています」。
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韓夫人により、文師との決別と「主管性転倒」を示す多くの発言がなされています。
例えば、2016年12月30日、女性長老たちの集会で夫人は、
「文師は、独生女(韓夫人)と出会って結婚したからこそ、独生子となることができ、原罪を清算できたのだ」と述べています。
文師と韓夫人との別離に関して、文師の従兄弟である文龍賢氏が語った内容は、
その込められた情感とソースの完璧さから、おそらく最も印象的なものです。
録音された内容では、彼は韓夫人と個人的に会った後、
韓夫人が自身の夫について軽蔑を込めて言った言葉について述べています。
「『再臨主?どんな再臨主なのか? 田舎の路地裏の頭にも劣る者が』。お父様についてどうしてそのようなことが言えるのか? 私はただ、『お母様はお父様のもとを離れた! お母様はお父様のもとを離れたのだ!』としか思えませんでした」。
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その後、文師の聖和後に、韓夫人は2023年5月25日に麗水で開かれた教会の集会で、
「お父様が知っておられる天国と私が知っている天国は同じではありません」
と述べました。
韓夫人は、文師に対する主管性転倒を行いながら、
依然として自分は「真のお父様と一体」であると偽って主張しています。
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文師が再臨主であることを否定することで、
夫人が文師をどのように考えていたかが明らかになりました。
夫人は文師のメシア的ステータスを受け入れていなかったことがわかります。
OBDのイデオロギーが
統一原理や、文師と文博士の教えと真っ向から対立しているため、
すでに多くの人々がUCを離れました。
UCの聖職者たちこそが、
文師の結婚を破壊し、多くの真の子女たちを間違った道に導いた、張本人なのです。
文師が彼らを非難されたのも不思議ではありません。
今なお彼らは祝福家庭を惑わし続けていますが、
それはUCのメンバーがそれを許した場合にのみ可能です。
彼らは、文師と韓夫人が「同等」であるなどという誤った概念を広め、
それをOBDを支持するために使っています。
実際、OBD神学全体は、文師とそのメシア的使命を完全に否定するものです。
統一原理を本当に理解している者なら誰でも、
韓夫人が神の摂理に反逆し、摂理におけるアダム型人物である夫と息子を逆に主管しようとしてエバの過ちを繰り返していることに気づくことでしょう。
UCのトップにおけるこのような根本的な誤りにより、
UC人が悔い改めて神の摂理に一致し、
誤りを正すまで、
UCの呪いが継続することは
確実なものとなっています。
(つづく)