<米国UCの「秘密」を暴露した指導者会議>
私がこの書簡を書き始めたとき、
ある米国UCの指導者が、2023年9月26日に行われたデミアン・ダンクリー新代表によるUC指導者会議をこっそり録画し、
それを「反UC」の二世活動家に渡したことにより、
内部の真相を暴露して糾弾するビデオが公になりました。
(20年前、UMが迫害に直面するたびに、私たちは一体となって共にそれを乗り越えたものです。今、UCが厳しい審判を受けていることをさらに物語るかのように、UCの指導者たちや多くの2世たちまでもが、UCを破壊しようとしているのです!)
UCが第4アダムとその摂理的な働きを破壊しようとして以来、
UCに対する厳しい審判は、あらゆるレベルでさまざまな形をとって現れています。
ダンクリー氏による、UCの現状に関しての彼の下にいる指導者たちへの強烈なメッセージは、
彼が会議の中で最も頻繁に使った「危機」という一言に集約されます。
実際、彼はパワーポイントを使って「世界レベルの危機リスト」と題したリストを示し、UCが現在直面している危機を以下のように1つだけでなく5つも列挙しました。
1. 日本教会解散の試み
2. UCI訴訟の深刻な影響
3. ニューヨーカーホテルのローン不履行リスク
4. ワシントンタイムズ(ワシントンタイムズは現在維持不可能)
5. 世界的な財政危機
ダンクリー氏は、これらの危機についてそれぞれ詳細に説明しました。
彼の指摘は、すべて悲惨なUCの財政状況に関連しており、
UCのすべての問題の根底に罪深い状況があることについてはまったく考慮していません。
言うまでもなく、財政的な苦境よりももっと根本にあるのが、
UCが悲劇的に神の摂理を妨げているという霊的状況なのです。
ここでも「危機」という言葉は、米国UCの指導者自身が使った言葉です。
もちろん、ダンクリー氏がこのリストを一般メンバーではなく、指導者たちだけに見せるつもりだったことは明白です。
UCの通常の方針は、財政的なものであれそうでないものであれ、物事の詳細をメンバーには知らせないことだからです。
しかし、文師がよく語られているように、
「私たちは正午定着の時代、すべてが明らかにされる時代に生きている」のであり、
UC指導者たちが落胆する中でもそれは実際その通りになってきています。
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<UC指導部の下での危機>
1974年以降、UMは拡大し続ける運動体でした。
それは、文師により世界中で開始された摂理的プロジェクトや組織の数、取得された資産(不動産物件)の数が増え続けていることからも明らかでした。
現在のUC指導部の呪いの下で、この傾向は激しく逆行しており、
多くの重要な摂理的プロジェクトが放棄され、
かつて神聖であった資産が急速に売却されています。
やがてUC内には、文師の下で取得された資産も、
文師の摂理的プロジェクトも跡形もなく消えてしまう時がくるでしょう。
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これとは対照的に文顯進博士は、
2009年に自分に対する攻撃が公然となされるようになって以来、
今では第3次の7年路程に入り、天から物質的にも大きな祝福を受けながら、これを用いて神の摂理を迅速に進めています。
文博士はまた、文師の尊厳と正しいレガシーをあらゆる機会に高めている唯一の人物でもあります。
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<UCの財政破綻はどのように起きたのか>
UCの実質的な財源は、長期にわたりすべて日本からもたらされてきたことは、
財政関係者なら誰でも知っていることです。
現在、日本UCは宗教法人として解散の危機に直面しており、
まもなく教会としての地位と免税資格などの特権を失おうとしています。
日本での論争だけですでに献金が枯渇するには十分です。
その結果、日本UCにはキャッシュフローがなく、
そのため、UCのあらゆる種類の国際的負債をカバーするために、銀行がかつてのようにお金を貸してくれることは難しいでしょう。
この銀行の問題は、すでに韓国や他国のUCにも当てはまっています。
そのため、UCは巨額の運営費と経費を捻出するために資産を整理せざるを得なくなっていますが、これは自分の骨髄を食べるのと同じことであり、持続可能なキャッシュフローがなければやがて倒れてしまいます。
このような状況下では、「激安」価格で資産を売却するしかありません。
残念ですが、米国、韓国、その他の地域にあるこれらの重要な資産が失われることは避けられないでしょう。
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裁きが下るにつれ、UCの問題はますます悪化するでしょう。
しかし、裁きと相まって、UCの指導部内には
驚くべきレベルの無能さと不正行為があったことに注目すべきです。
現実として、現在のUC「傘下」にあるすべての事業とすべての不動産取引が
多額の損失を出しています。
一般メンバーに報告されることはないため、
各企業の実情を知ることは、トップ指導部以外の人間には容易なことではありません。
すべてのメンバーが知るべきことは、
神と文師と文博士を裏切り、自らの家庭の利益のためにメンバーの善意と信仰をずっと利用してきたこの無能で腐敗した聖職者たちが、
今再びメンバーとその家庭に助けを求めてやってきているということなのです!
事実は、彼らが作り上げた「教会」という怪物は、
今や神の摂理とは何の関係もなく、
むしろ神の御業を妨げるためのサタンの道具になってしまっているということです。
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韓夫人の記念碑として韓国、清平の丘陵地帯に建設されている豪華な宮殿を完成させるために、国際本部から絶え間ない献金の要請があることは、
おそらく貧しい家庭にとって最も難しい挑戦だと思われます。
さらに、梁昌植、金起勲、鄭元周(ウォンジュ・マクデビット)といったUCの聖職者たちが、ラスベガスで数千万ドルものギャンブルに興じる一方で、
貧しいメンバーたちにさらなる献金を迫っていたことが、主要なニュースメディアなどで報じられています。
実際、日本のメディアの報道では2008年から2011年の3年間で、約4300万ドルがギャンブルに浪費されたとあります。
ただし、2012年から現在に至るまでも、彼らがさらに何千万ドルをギャンブルにつぎ込み、祝福家庭が多大な犠牲を払って献金した血の滲むようなお金を浪費し続けていることは容易に想像できます。
(つづく)