<UC とメディアの「敵対関係」>
安倍元首相暗殺事件の後、
UC はメディア全般が自らの敵であるという姿勢を、徐々に固めています。
日本では、おそらく彼らが最も愛する指導者の死に対して正義の審判を要求する世論が高まる中で、むしろUCこそが「宗教差別」の真の被害者であるという主張が繰り返しなされています。
これは、敢えて法廷闘争の労も厭わないところまで傷ついた一般市民と元UCメンバーの双方によるUCに対する訴訟が山積しているにも関わらず、なされているのです。
彼ら(一般市民と元UCメンバー)の法廷での勝利はいずれも、UCの責任不履行についての声明でした。
さらに、政府機関による捜査が続くにつれて、
UCに不利な証拠がどんどん蓄積されていったのです。
政府は現在、法律に基づいて、UCの資産をすべて差し押さえ、UCが損害を与えたすべての個人への返済に必要な資金を第三者預託口座に保管する措置を講じようとしています。
日本UCは、有効な摂理機関としては事実上終わったも同然です。
しかし、「日本での危機」やそのいかなる余波以上に、UCの衰退に拍車をかけているものが、まさに、非常に物議を醸している「OBD神学」をUCの世界中のメンバーに押し付けようとしていることに他ならないのです。
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<神の摂理を否定し、文師を拒絶し、文博士を攻撃する米国でのワークショップ「ツアー」>
「OBD教」は、統一原理を推進することにより文師のレガシーを継承して神の摂理を促進することをせず、文師の教えを真っ向から拒絶する独自のイデオロギーを生み出しました。
これらの極度に異端的な教えは、OBD の最初の公式講師である金振春氏のコメントの中で初めて広く明らかにされました。
これらのコメントは、2022年韓国で行われた400人以上の指導者からなる大規模な研修会で初めて述べられたもので、特に韓夫人の役割を文師以上のものとするために文師の摂理的役割を否定したという点で、多くの指導者からは言語道断とみなされました。
その後の炎上騒動により、UCは金振春氏による講義の内容を公式に否定する書簡をメンバー宛に出さざるを得なくなり、同時に彼の講義も中止されました。
この論争の後、約 1 年間は、OBD 神学を公式に推進する目立った取り組みはありませんでしたが、一部の「OBD」牧師による試みはありました。
その一人は、韓国UCの主要聖職者の一人である金明大氏で、彼は
「お母様は、お父様(文師)が私たちに語られたことの95%は真実ではないと言われた」
と述べました。
この発言は広く広まり決して撤回されることはありませんでしたが、
これだけを見ても、韓夫人が夫のアダム的権威に真っ向から反対してきたことを物語っています。
そんな中でも、裁きが下され続けています。
*日本での危機
*UCの世界的財政難
*完全に否定的なメディア報道
*UCI訴訟を含む30件の訴訟敗訴
*メンバー数の減少など
韓夫人が、UCの危機すべてに対する唯一の解決策は、
ほとんどのUC指導者たちの抵抗にもかかわらず、夫人の独善的なOBDイデオロギーを広く普及させることであると信じるようになったのは明らかです。
彼女は、論争が起こるリスクを覚悟しながら、新しく任命された米国UCの指導者、デミアン・ダンクリー氏に、メンバーが多く住んでいる主要都市で、集中的なOBDワークショップの「ツアー」を開催するよう指示しました。
韓夫人が、文師のことも文師の教えも直接はよく知らない二世のメンバーを標的として、OBDイデオロギーを注入しようとする試みを、現在推し進めているのは明らかです。
OBDの教えは統一原理に基づいていないため、韓国での否定的な反応から、多くの一世指導者たちはそれを支持しないことを彼女はよく知っています。
ですから決死的に、特に 2 世を念頭に置いてOBD イデオロギーを推進しているのです。
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前述したように、ダンクリー氏は口の達者な、早口の、冗談をよく言う人ですが、突然このUCの高位に任命されるまでは、ほとんど無名でした。
韓夫人は、UC人たちに統一原理と文師の両方を拒絶するよう説得したいと考えています。
今日のUCでは、文師との深い心情的絆を持っている人は、ほぼ彼女の計画に対する邪魔者とみなされることでしょう。
最初の米国「ツアー」の際には、UC指導部は明らかに、内容をめぐって大騒ぎが起こるのではないかと依然として心配していました。
その結果として参加者全員に「ここで聞いた内容を誰にも、最も親しい人であっても話してはいけない」という奇妙な指令が下されることになりました。
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現在のUCの「反原理」的側面を説明するには、シカゴでのワークショップの二日目に金起勲(ビショップ・キム)氏がダンクリー氏を紹介した、以下の内容を聞くだけで十分です。
「ダンクリー牧師は、統一原理から話しているのではなく、OBDの深い心情から話しているのです」
統一原理が他のイデオロギー、特に何の神学的根拠も持たないOBDのようなイデオロギーによって置き換えられるとは、天に対する何という侮辱でしょうか!
実際、OBDの説教者たちは、
統一原理は「復帰の時代に限って」適用されるものであり、もはや研究すべきものではなく、ましてや従うべきものではないと公然と宣言しています。
これらの偽りのガイドによれば、
UC人に今必要なのはOBDイデオロギーを理解することだけなので、
文師の教えを自分の中から空っぽにすべきだというのです。
これらの指示は、OBDが統一原理をはじめ、第3アダムと第4アダムに対して堅持している主管性転倒の姿勢と一致しており、UCがなぜ自らの破滅を運命づけられているのかを明確に示すものとなっています。
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韓夫人は「ダブルダウン(倍賭け)」することを決意し、
ダンクリー氏のツアーの直後に、ダンクリー氏が司会を務める第2の「ツアー」をするよう指示しました。
この2回目の「ツアー」のプログラムは、
金振春氏(そうです、2022年、FFWPUによって公式に拒否され、権利を奪われたばかりの彼が、現在「復活」したのです)による
OBDに関する講話と、
申東謀氏による、文博士に対するヘイトスピーチと嘘で構成された講話でした。
幸か不幸か、申氏の英語力は非常に乏しかったため、
メンバーは申氏の暴言の大部分を理解することができませんでした。
彼は主に南米で起こった出来事について話しました。
それらの事件に実際に関与した人々は、申氏の報告はほとんどすべて嘘だったと報告しています。
ワシントンDCでのイベントでは、
あからさまな嘘に激怒した「1800双」の一人の兄弟が立ち上がり、会場から強制的に退去させられるまで申氏に向かって「あなたは嘘をついている!」と叫び続けました。
この2回目の「ツアー」の終わりに、韓夫人は、講演するためにラスベガスを訪れましたが、「二世会員とACLC牧師だけに」話しました。
どちらのグループも、UC自体が多額の飛行機代を払って参加させたものです。
これらの「ツアー」の主な目的は次のとおりです。
1. 知的な議論や思索を促さない非常に熱っぽい雰囲気の中で、OBD イデオロギーを米国メンバーに提示する。
2. 文師に対する主管性の転倒。
3. 第4アダムである文顯進博士への直接攻撃をさらに強化する(申氏の講話の唯一の話題)。
4. 統一原理の継続的な価値と必要性を否定する。
OBDイデオロギーを通じてUCは文師を攻撃しました。
申氏の講話を通じてUCは文師の後継者である第4アダムを攻撃しました。
このことは、UCがアダム的権威とメシア的使命を弱体化させようとするサタン的カルトになったことをさらに明確に示しています。
このような非原理的な行動を促進することにより、
UCは継続的な非難を自ら招いているのです。
その結果として、UCの消滅はさらに加速され、
一方で、第 4 アダムのもとでの真のUMが急速に成長し続けるでしょう。
(つづく)