文顯進会長、彼は誰なのか?
序 論
食口の皆さんに、
「文顯進会長、彼は誰なのか?」
という題目でお話ししたいと思います。
Ⅰ. この主題が何故重要なのか?
まず、この主題が何故重要なのかについて申し上げます。
このことが重要なのは、
天宙史的な混乱を経験している
現在の摂理的状況があるからです。
私たちが今、摂理的にどのような状況に処しているのか、
簡単に、二つの点だけ申し上げます。
1. 摂理が三つに分かれた?
第一に、摂理が三つに分かれたことです。
正確に言うと、中心人物が三つに分かれたのです。
神様の摂理は一つであって、二つ、三つにはなれません。
神様が立てた中心人物もまた、一人であって、二人、三人にはなれません。
したがって誰が中心人物なのかを知ることは非常に重要な問題です。
そこで、中心人物がどのように分かれたのか、簡潔に申し上げます。
1) 独生女の道を進まれる真のお母様
まず、お父様の聖和以後、真のお母様は独生女の道を進んでおられます。
お父様が既に8大教材教本を経典として制定されたにも関わらず、
新しい経典を発表されました。
天一国憲法を作り、法統に進み得る道を開かれました。
更には、お母様は原罪なくお生まれになり、
お父様は原罪を持って生まれたという主張まで聞かれるようになり、
多くの食口たちが葛藤しています。
2) 第2代王の道を進む亨進氏
亨進氏はお父様の聖和3周年の時に
サンクチュアリ教会で、自ら第2代王に就任しました。
彼はお母様の協助によって後継者の座に就いた方ですが、
お父様の聖和以後、お母様と決別した後に、
真のお母様を堕落したエバとして非難してきました。
今年(2017年)9月23日には、姜賢實氏を新しい真の母として立て、
お父様と結婚式をさせるという波紋を起こし、
全統一家に大きな衝撃を与えました。
3) 長子の道を進む顯進様
顯進様は長い沈黙を破り、2017年の真の神の日に、
お父様の権威を継承した長子であることを闡明(せんめい)され、
全ての食口たちは長子と一つにならなければならないと宣言されました。
本来、顯進様は1998年に
三大王権を引き継ぐ長子として任命された方でした。
それから約10年間、顯進様は
お父様の後継者として活躍してこられましたが、
2009年頃から、あらゆる非難と排斥を統一家から受け、
7年以上苦難の道を歩んで来られました。
4) 5%の責任分担で一つの道を選択すべき
このように真の家庭の中で三つの道が生じるということは、
想像できないことです。
しかしこれは厳然たる現実であり、
三つの中の一つだけが真実です。
神様の摂理は、その真実なる一人の中心人物を立てて、
発展し続けていくことでしよう。
したがって私たちは、その中心人物が誰なのかについて、
各自の5 %の責任分担で真剣に調べなければなりません。
「知らなかった」ということが弁明になり得ません。
顯進様は今年(2017年)5月にニューヨークの集会で、
「全ての真実が皆さんの身近にあったが、皆さんはそれを探そうとしなかった」
と語られながら、誰も非難する必要はなく、「真実を探し求めよ」と語られました。
2. 真の父母が定着できない絶体絶命の危機に瀕している?
現在の摂理的状況を劇的に言い表す第二の内容は、
真の父母が定着できない絶体絶命の危機に処しているということです。
顯進様は現在、真のお母様が誤った道を進んでおられると見ておられます。
そして、もしお母様が真の母の責任を果たすことができないまま霊界に逝かれるなら、真の父母の座はお父様の代で定着できず、その使命が次の世代に移るようになると見ておられます。
顯進様がいつになく深刻なのは、正にこのことのためです。
顯進様は去る8月の集会で、ご自身の最大の願いは、
お母様が勝利され真の父母様として定着されることであることを明らかにされ、
最後までお母様を守ってさし上げると語られました。
顯進様のみ言葉が正しいのならば、現在の状況は神様の摂理歴史においても、真の父母様の生涯においても、非常に重大な局面を迎えていることになります。
またこの状況は祝福家庭の未来の運命とも直結しています。
真の父母様が定着できない場合、私たちも
その責任を逃れ自由であることができないからです。
このように今私たちは、摂理的に中心が三つに分かれ、
真の父母が定着できない可能性もある大きな危機の時代を生きているが故に、
食口達にとって一番重要なことは、
日曜日の度に礼拝に熱心に参加することではありません。
自分の永遠なる生命をかけて
誰が摂理の中心人物であるかを
探し求めその方と一つにならなければなりません。
つづく