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顯進様の世界的な活躍と実績2009-2015(04)

顯進様は、2009年から2015年まで、
天宙史的葛藤のなか7年路程を歩んで来られました。
その証の続きです▼▼▼

11) 大主教の試験、「あなたのアジェンダ(意図)は何ですか」

このような人達と共に顯進様が2009年12月、
フィリピンGPCをきっかけに
GPF運動の火を再び興そうとされた時、
このイベントに参加したvipの一人が
顯進様との単独面談を要請してきました。

ケニア聖公会を代表する最高聖職者であるワブカラ大主教でした。

大主教は、世界の首脳が集まるダボス会議にも招待されていましたが、
何か思うところがあり、フィリピンGPCに参加したのです。

顯進様と1対1になった時、彼は顯進様に静かに尋ねました。
「あなたのアジェンダ(意図)は何ですか。」

すると顯進様は非常に明瞭に答えました。
私にはダブルアジェンダはありません。私の唯一のアジェンダは、神様の下の人類一家族の夢を成すことです。あなたもこの神様の夢の主人となって、私と共にされることを願います。」

顯進様の真実な意図を把握するのに長い時間は要しませんでした。

ワブカラ大主教は、ミンダナオでの対立問題の解決に先駆けるGPFの活躍に深い感動を受け、ケニアに帰った後、顯進様に大きな協助をしてくれました。

12) 世界最大のイスラー厶組織NUとの連携、インドネシアGPF大会の成功

2009年、フィリピンGPCの成功を通してGPF運動の火を再びつけた顯進様は、
2010年、GPFの基盤が全くないインドネシアを直接訪問し、
イスラーム圏を開拓しました。

ヨーチンというマレーシアの女性食口一人をインドネシアに派遣してから数カ月後のことでした。
驚くべきことに、平和大使であるチャンドラ博士
顯進様に8700万人の信徒を持つイスラーム最大の団体であるNUの代表サイド・アキル総裁を紹介したのです。
NUは、ナフダトゥル・ウラマーの略称であり、元総裁がお父様と縁の深いワヒド元インドネシア大統領で、現在のジョコ・ウィドド大統領もNUに所属しています。

劇的にお互いに連絡がついた後に、顯進様はサイド総裁の自宅に招待されました。
そこで顯進様は、直接、サイド総裁にGPF運動について説明し、
その説明を聞いたサイド総裁は、インドネシアでGPFとNUが共にGPF大会を共同開催することを決意しました。

数カ月後、インドネシアでNUの全面的な支援の下でGPF大会が盛大に行われ、
インドネシア全域はもちろん、イスラーム圏にGPFを伝える効果を上げました。

イスラームの象徴であるヒジャブを被った数千人の若者が
One Family under Godが刻まれたTシャツを着て、
顯進様の音頭に合わせてGPFのビジョンを叫ぶところを想像してみてください。
どれほど感動的でしょうか。

GPFが提供するキャンパス・プログラムに参加した後、修了証を受け取って喜ぶ若いイスラム教徒の大学生をみてください。

これは決して、意図的に取った行動でも、誇張した話でもありません。
2010年、実際に起こった歴史的な出来事でした。

私たちにはたった一人の食口しかいませんでしたが、
この偉大なビジョンがあったからこそ、そして、
このビジョンの主人である顯進様がおられたからこそ、
このような奇跡が起こったのです。

これこそ、GPFのビジョンと運動が、
世界のいかなるところでも人々を動かし、
一つにすることができる、という確かな証拠なのではないでしょうか。

このような内容を、当時、真の父母様が知っておられたならば、
どれほど喜ばれ、息子を誇りに思われたことでしょうか。

13) GPFの四大活動領域

ここで少し、GPFには四大活動領域があることを簡単に説明してから先に進みましょう。

GPFは
超宗教、家庭、奉仕を通して、
四大領域において世界的な活動を展開してきました。

最初の領域
家庭と青年の役割を強化する活動で、
GPFは永遠なる平和の礎となる道徳的家庭の基盤を強化すると同時に、
青年たちが道徳的で革新的なリーダーとして進出できるように取り組んできました。

二番目の領域は、
社会変革のための連帯と触媒の役割です。
GPFは、地域社会、信仰組織、政府機関、大学や研究所、企業、国際奉仕機関などと連携し、総合的で持続可能な地域社会発展モデルを構築してきました。

三番目の領域は、
道徳的、革新的リーダーシップの高揚と結集のための活動です。
GPFはグローバル化された人類社会が直面している問題を原則的でありながらも、創意的かつ効果的な方法をもって対処していくことのできるリーダーシップを高揚させ、そのような指導者を結集してきました。

四番目の領域は、
社会統合と平和定着のための活動です。
GPFは、歴史的でアイデンティティに根ざした対立問題を、人類普遍の原則と共通の価値に対する深い理解に基づいて根本的に克服し、解決する努力をしてきました。

このように、GPFは過去7年間、
四つの大きな活動領域が互いに関係し合いながら世界的な活動を展開し、
見事な実績を収めてきました。

それでは、もう一度、具体的にどのような感動的な歴史があったのかを見てみましょう。

つづく