顯進様は、2009年から2015年まで、
天宙史的葛藤のなか7年路程を歩んで来られました。
その証の続きです▼▼▼▼▼▼
24) 顯進様の夢、お父様の夢を成就すること
皆さん、過去7年間、厳しい困難と反対の中でも、
顯進様がこのように世界的な活動を展開して来られ、驚くべき実績の基盤を築いて来られたのはなぜでしょうか。
一部の人々は、顯進様が真の父母様を否定し、
自分が真の父母になろうとしていると言いますが、
それが顯進様の目的でしょうか。
違います。
顯進様は最初から今日のこの瞬間まで、
お父様の夢を成就するために血の涙を流しながら、
世界に出て、孤独な開拓の道を歩んで来られているのです。
アジアで、アフリカで、南米で、そして大韓民国で、
狂ったように命をかけて投入しておられるのです。
そして顯進様は、自分の講演文集『神様の夢の実現』出版記念式場に訪ねてきた食口に
「真なる孝子は、お父様の夢を成就することのできる人」であると語られ、
「絶対信仰、絶対愛、絶対服従で守らなければならないことは、神様の夢を実現し、神様の下の一家族を建設するという目標」であると語られました。
25) 国を探すための種を植えるためにこの場に来ました
2011年、顯進様が南北統一運動を再開するために韓国に帰って来られた時、
10月29日に釜山ボンネッコルの涙石で語られた内容を見ると、
お父様の夢を成就するための顯進様の決意が
どのようなものであるかを知ることができます。
その時、顯進様は
「国を探すための種を植えるためにこの場に来ました」と語られました。
そして「誰が今、命をかけてお父様のみ旨を成就しようとしていますか」と問われ
「皆さんがしなければ、私は一人でもその道を歩んで行きます」と語られました。
このように語られた時、大韓民国の社会はどのような状況だったでしょうか。
国民の約80%は統一に関心がありませんでした。
多くの人々は、GPFのためには「統一」より「福祉」に活動の焦点を置くほうが良いのではないかと助言しました。
教会側の状況は更に酷いものでした。
ひとつひとつ列挙しなくても、顯進様に対する非常に無知な攻撃をしていたことを皆さんはよく知っていることでしょう。
26) 中断なき統一運動へ
このような状況において顯進様は、時の流れに流されることなく、
神様の夢と摂理の目的に整列されました。
まさに、中断なき南北統一運動を選択されたのです。
如何にして統一運動の基盤を築いてきたのか、いくつかを紹介します。
まず、冷めている統一への関心と熱気を再び起すために、
モンゴルから統一運動の波を起す運動を展開しました。
そして、2011年11月29日に開催された韓国GPCを通して初めて
コリアンドリームのビジョンを発表しました。
GPCでコリアンドリームを発表してからわずか半月、
北朝鮮の金正日国防委員長が突然死亡することにより韓半島の情勢は急変し、
全国民はもちろん、全世界の関心が韓半島に集中しました。
2012年に就任した朴槿恵大統領は「統一は大当たり」というスローガンを掲げ、
南北統一に対する国民的関心を促しました。
これらを通して、顯進様の先見の明がどれほど優れているのか、
そしてその背後に神様がどのように働いておられるのかを
明らかに知ることができます。
しっかりとした南北統一運動を導くには、
波を起すだけでできるものではなく、
草の根運動の基盤が必要です。
これは真のお父様が語られた洞班撃破組織に通じるものです。
GPFは統一を実践する人々を結成し、
全国的に1千余の団体を参加させ、
アメリカ、日本、中国にも海外支部を設けました。
そして千ウォンの奇跡キャンペーンなど、生活型統一運動のモデルを開発して、拡散させてきました。
27) 統一ビジョンが込められた「コリアンドリーム」出版
顯進様は、コリアンドリームを国民統合のビジョンとして伝える必要がありました。
ですから、2014年に統一韓半島のビジョンが込められた「コリアンドリーム」を執筆され、歴史に残る名著が誕生したのです。
この本は、統一の過程ではなく目標とビジョンに焦点を当てており、
韓民族のアイデンティティと歴史的な運命を扱っています。
「コリアンドリーム」の出版を記念する指導者大会は、
各界を代表する500人の指導者で会場が一杯になりました。
7大宗教団体の代表と進歩・保守代表、海外同胞代表、与野党代表など、
特にアメリカ保守のアイコンと呼ばれるヘリテージ財団のエドウィン・フュルナー創設者が参席し、
顯進様の南北統一運動とその基盤に大きく感動しました。
エドウィン・フュルナー総裁は
アメリカで、韓国を最もよく知っている指導者の一人です。
ですから、韓国でこのような、あらゆる分野を網羅して指導者を集めることがいかに難しいかを知っています。
彼が最も感動したのは、まさに、直接英語で読んだ「コリアンドリーム」の内容でした。
彼は後、この本の英語版のための推薦文を書いてくれました。
顯進様の主題講演は10分もかからない短いスピーチでしたが、
場内を埋め尽くした指導者を完全に圧倒しました。
スピーチが終わると、多くの指導者が顯進様と挨拶を交わし、写真を撮ろうとする様子を通して、聴衆たちの反応がどうであったかを推測することができました。
ある有名なクリスチャン牧師は、あまりにもスピーチに感動し
「このような人が将来大韓民国の大統領になればいい」と
その場で感想を述べたりもしました。
コリアンドリームは各界で高い評価を受けました。
誰よりも北朝鮮離脱住民の代表者たちは、この本の貴重な価値を認識し、
金芝河詩人は
「私の夢、あなたの夢、私たちの夢、この三つの夢が夢として融合することがコリアンドリーム」
という素晴らしい詩の書評を送ってきました。
つづく