「朴普煕氏来日メッセージ」(2011.2.1)より
兄弟姉妹の皆様
おはようございます。
私は本日このように皆様とお会いできるとは思いませんでした。
それは私の最大の幸運であります。
宋榮涉総会長様が昨日の晩、夕食を一緒にやりながら、
今日(きょう)必ず、皆さまに会ってください、と
こういうお願いがありました。
それで私は、今日(きょう)光栄に思って、ここに参りました。
私は、宋榮涉総会長様とは何十年、共に働いた者でございます。
彼は本当に、日本にきて、日本の幸運となりました。
宋榮涉総会長様がここにいらっしゃることは、皆様に対して、大変なる幸運にございます。
なぜかと申しますと、彼より、お父様の気持ちを喜ばす者がない。
まあ北朝鮮でいつも言うのですけども、北朝鮮で、キップンジョというものがあるんですよ。キップンジョというのは、北朝鮮で最高の責任者、今だったら、金正日国防委員長であり、昔は金日成でありましたね。彼らを喜ばせる、彼らの気持ちを起き上がるようにする。その目的を持って来られた、キップンジョというものがありましたよ。
宋榮涉総会長様は、まあ言えば、お父様のキップンジョですよ。
とにかく宋榮涉様は、この日本の、いくら難しい事情があっても、いつもその事情を積極的に、また肯定的に、必ず、お父様が喜ばれるような、希望を、お父様に与えながら、報告をする方ですね。
昔、アメリカでは、私が、お父様のキップンジョでありました。
私は、いつでも、お父様から、「朴普煕、報告一番」
私は、「報告の為に生き、報告の為に死ぬ」
ここまでおっしゃたんですからね。
と言うのは、私は、お父様に喜ばれる、報告を作って、
なかったら作って、持っていく。
でも、それは、嘘で作るんじゃないんですよ。
仕事を熱心にして、そしてその結果がよく出るように一生懸命働いて、
その翌朝、朝食のときに、資料をこのように持って、イーストガーデンにいつも行くんですよ。7時にね。7時。
だから私は、アメリカでお父様のキップンジョでありましたけども、
今は退役しました。
そして今は、日本の総会長様が、お父様のキップンジョになっております。
大きな拍手を一回、お願いします。
梶栗会長様はですね、私がパンダを始める時に、あそこで一生懸命、一緒に働いた
私の同志です。
ねえ、ほんとうに、ほんとうに誠実な方。
本当に彼は、あのときは中国人達だったんですけども、中国人の全部から尊敬を受ける立場で、ほんとうにうまく、良く働いてくださった方です。
私はほんとうに梶栗会長の健康を祈りながら、皆様と一緒にこれから日本は栄えていくと思いますから、梶栗会長にもう一回、大きな拍手をお願いします。
今、報告がありましたが、ここに集まった250名以上の日本の責任者達、皆様は、日本教会の髄(ずい)です。日本の教会を総代表する方達であり、各国の、世界各国の国家メシア達でございます。だから神から見たら、皆様の集まりが、世界の大統領達の集まりです。
みんな、良く、良く働いてくださいました。
私はいつも日本を尊敬し、愛する者ですが、特に皆様には、大きな尊敬の念を抱いている者でございます。
この度、私もまた、モンゴルの国家メシアとして、命令されました。
これはほんとうに、突然のことです。
それで準備なく、その命令を受けましたけれども、
なぜだろうか?!
なぜ朴普煕か?
私はこれを考えざるを得ませんでした。
私としては、二つの回答を得たのであります。
なぜ朴普煕か?
あそこははじめ、郭錠煥会長が国家メシアでした。
その次、郭錠煥会長が韓国の国家メシアに移るがために、その息子である長男の郭珍満氏を分奉王、国家メシアに任命されました。
なぜ?
郭錠煥会長と言えば、統一教会の20年の間、統一教会の中心人物でありました。
彼が、むこうの国家メシアだったんですから、彼が大頭と言えば、まっ、おかしいんですけども、その大頭の者で、誰かをモンゴルに送りたい。その願いが、お父様にあったんですね。
なぜお父様はモンゴルを、重要視するのか。
その一つは、モンゴル斑点血族連合の中心地であるからであります。
私たちはみんな、モンゴル斑点を持って生まれました。
皆様も、私も。そして世界の75%の人類が、モンゴル斑点を持っておりますので、
これは何を意味するか。
人類の先祖が、一つの出所(でどころ)から始まったということを証明する、最も重要な科学的内容なのでございます。
それでモンゴル斑点結束連合会を作り上げた。
大きな大会を何回も繰り返しました。
このような希望を抱いているお父様は、モンゴルに大きな投資もなさいました。
モンゴルには沢山の財産を送りました。
特に、郭錠煥がむこうの国家メシアだったんですから、どんどんどんどん、お父様からお金をいただいて、モンゴルに投資しました。
そういう所なんです。
だから、そういう意味で、モンゴルは重要である。
まっ、同様、文明の発祥地のような所なんですね。
そして一つ、おもしろいことを皆様にお話したいと思います。
私がモンゴルの分奉王になりましたから、
私はそれから、何も知らなかったモンゴルの勉強を始めました。
そしてインターネットで探してみたり、本を探してみたり、読んでみたりしたんです。
そしてとても異常なことを発見したんです。
それを皆様に今、お伝えしたいと思います。
紀元2000年代の開幕を競えて、アメリカの有名な日刊紙、ワシントンポスト、
うちの新聞のワシントンタイムズ、
うちの新聞よりも100年近い歴史を持っているワシントンポスト、それはアメリカの四大新聞の一つとなりました。
そしてわが新聞、ワシントンタイムズは、なぜお父様は、あんなに愛されるか。
25年間の間に、ソ連を完璧に解放し、屈服させた原動力が、ワシンタンタイムズであったのでございます。
そうしてそうすることによって、ワシンタンタイムズ、25年の間に、立派な新聞となりましたよ。
はい、これがワシントンタイムズです。
ワシントンポストと肩を並べたんです。
ところが、この度のUCI問題から始めて、地に落ちてしまいました。
いま、お父様は確かにまた、ワシンタンタイムズを探して来たけれども、昔のようなワシントンタイムズの威力はないんですね。失われたんですね。あと10年かかるか、20年かかるかわかりません。
ワシントンタイムズは1982年、お正月の日の説教で、
「我々がワシントンに新聞を作る」それで、
「朴普煕、お前はわたしが選ぶ200名の強者(つわもの)を率いて、明日1月2日、ワシントンに向かいなさい」
ここから始まったんです。
そして私は10年間、社長を務めました。
それからあと何年間、会長でありました。
ほんとうにその間(あいだ)、ワシントンタイムズ、ほんとうに威力のある、共産主義に立ち向かう新聞として、世界一の新聞となって、レーガン大統領から、いつも、招待され、賞(ほ)められ、いつも、ホワイトハウスと一緒に働いたあのときでございます。
あのときは冷戦時代の最高のときだったんです。冷戦時代の最高の時期なんです。
はい。
まっ。今の話は…
ワシントンタイムズの話でなくて、ワシントンポストの話に戻ります。
このワシントンポストが、世界の学者と専門家達を総動員して、二十一世紀、新千年を迎えるまでの去る千年期間において、歴史上偉大な人物が、誰か、と質問しました。学者達に。大きなホテルに学者達が集まったんですね。何日間も一緒にしながら、歴史上有名な人達を候補者にあげました。候補者の名簿にあがった人は概して、征服者ナポレオン、ヒットラー、哲学者カント、ヘーゲル、宗教家、マーテイン・ルーサー・キング、ルネッサンスのレオナルド・ダ・ヴィンチ、思想家のルソー、アダム・スミス、マルクス、ジャンヌ・ダルク、科学者ニュートン、ダーウィン、メンデル、 アインシュタイン、探検家コロンブス、マゼラン、革命家レーニン、毛沢東、チトー、政治家、チャーチル、など数百名でした。
集まった世界の学者達は、専門家達と一緒に、熱心に、熱い討論を何日間も持ちました。
そして結論を出しました。
その結論が驚くべきことに、去る千年の間(あいだ)一番偉大な人物は、
モンゴルのジンギス・カンであると発表しました。
これは、素晴らしいニュースなんですよ。ほんと。これは。
驚くべきことではありませんか。
そして1995年の最後の12月31日の日付に、ワシントンポストはこの記事を特筆、大書したのであります。
皆さん、ジンギス・カンと言えば、歴史上、文明の破壊者、異常な殺人者、残忍な戦争狂、などと酷評されてきました。
ところが権威ある西洋の言論社が、世界の大学者達を総動員して、真摯な研究と討論を重ねて、第二の千年紀の一番偉大な人物に、ジンギス・カンを選定、ジンギス・カンは、去る千年紀の歴史上一番偉大な人物して、昇格、推戴されたのであります。
今まで東洋人、西洋人、
東洋人は、西洋、白人による西洋中心の歴史事実に押されて、歴史的偉業を積んでも、
野蛮で残忍な人物として、葬られてきました。
その黄色人種の東洋の英雄が、ようやく暗闇から抜け出し、超人的事件において、世界の英雄として転換され、透明な世界において、誤解が解かれるようになりました。
私は、東洋人です。
皆さんも、東洋人です。
その東洋人の一人として、またモンゴル民族と種を同じくする者として、
どんなに感動したかわかりません。
ほんとうに私は、この事実を知り、
これも、摂理的だと思い、嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。
思わず、ジンギス・カン万歳と叫びました。
やっぱり、そうだったのか。
去る千年の最大の英雄は、東洋人であったのか。
そしてもっと重要なことは、もう一人のジンギス・カンがいま、東洋で
世界を抱擁していらっしゃる、という事実であります。
そして私は皆様の前に預言をいたします。
もう一度、千年が過ぎて紀元3千年が来た時、世界の英雄は誰でしょうか。
それは言うまでもなく、天地人真の父母、文鮮明先生になることは、火を見ることよりも明らかであります。
そして私たちの真の御父母様は、戦争を一度も起こさず、また一人も殺すことなく、
だだただ、平和思想と、真の愛でもって世界を変え、地上天国を創ることによって、
その誰も比べものにならない、霊力で、
神様が送られた救世主、メシア、再臨主として、
人類歴史の6千年の最高の英雄として崇め慕われることは
あまりにも明らかな既定の事実でございます。
そして皆様と私は既に、その真の御父母様の実の子女となりました。
いま私たちは真の父母様の天国化運動に血と汗を流して、天の勇士となっていくのでございます。
これ以上、大きな栄光と喜びがどこにありましょうか。
この事実を一番初めに皆様にお伝えしたかったんです。
そして私はモンゴルの国家メシアとして、また分奉王として、
本当にお父様がモンゴルを重要視される理由の一つを
分かったのであります。
ではその理由の第二番目は何でしょうか。
私がやるべきことは何でしょうか。
私の命(めい)はなんでしょうか。
今、趙誠一室長、彼は宣教本部の最高の者であります。一番重要な立場で世界宣教に努めています。
文国進様、文亨進様から、とても愛されている者であります。
彼が報告を皆様に簡単にしましたけれども、
その内容はほんとうに膨大な内容であります。
一番初めに、私と共にモンゴルに行ったときの、事情を話しました。
一口に言って、お父様の命令を受けて、何もかも全部、捨てて、モンゴルに走った私でございますが、
モンゴルに行って、完全に、門前払いされました。
これは、モンゴルが、統一教会の国でもない、
これは、統一教会のモンゴルでなくて、
これは、モンゴルが二つの、誰かの私物、個人的国として、モンゴルを、真の御父母様の影響力から、離れようとしている。
ほんとうは私は、この度、門前払いされながらも、笑いました。
そして私は、とても気持ち良かったんですよ。
なぜ?
朴普煕が、いつ、こんなに大物になったかな? と思わざるを得ませんでした。
私を怖がっているんです。
私が入ってきたら、モンゴルがひっくり返る、と思っているんです。
私そんなに大物ではないのにね。
皆さん、今日(きょう)時間がありませんので、
私の結論は、ただ一つ。
モンゴルの問題は、モンゴルの問題だけではありません。
これは統一教会全体の問題であり、世界の問題であります。
いま一言で私はUCIの者達を、反逆者と言います。
つづく