truth

統一教会指導者たちの隠された真実Ⅰ(02)

先回からの続き

文総裁は、
自身の本来のメシア的使命は
祝福運動を通じて
人間の霊的意識を高揚させ、
神さま中心の家庭を育み、彼らが
神さまと地上天国を共同創造することに同参できるようにすることだ、
とおっしゃいました。

基盤を築くための荒野時代を経て、総裁はついに
本来の摂理的使命を遂行する準備を整えました。

教会創立40周年を迎え、
統一教会の組織を解体するよう宣布しました。
そして1996年に、
神さまを中心とした家庭の連合体を築く使命を持った
世界平和統一家庭連合を創設したのです。

この連合は、
祝福運動を通じて
神さまの国を建設することに主人意識を持つ家庭で
構成されるのです。

祝福式は、霊的に成熟した男性と女性が
神さまの前で
神さまを中心とした家庭を築くことを誓う
契約です。

彼らは、神さまの真理と義と善を守り、
神さまの下の人類一家族として、
神さまの主権を確立するために
共に努力する家庭となるのです。

文総裁は、
人種、国籍、特に宗教の壁が
人類を引き離し、
人類という一家族に葛藤と困難をもたらす
と教えられました。

神さまを中心とした平和世界を本当に実現するためには、
すべての人々が、アイデンティティに基づく限界から抜け出して、
人類共通の親である、神さまの息子・娘として
互いを認め合わなければなりません。

したがって教会時代の終焉という命令は、
すべての信仰者が、
特定の宗教や教派に限定されたアイデンティティを捨て
神さまの子女という、
霊的なアイデンティティに立ち返り、
天国が到来する以前の先天時代にとらわれ、堕落性にまみれた性質から脱皮するよう促す、
明確な呼びかけでした。

***

6000年の聖書歴史は、
神さまが
組織や制度ではなく、
義を重んじる個人と家庭を通じて
摂理を進められることを示しています。

例として、
ノアやアブラハム、ヤコブ、モーセ、イエス、
そして彼らの家庭が挙げられます。

実際、制度やその代表者はしばしば、
神さまの摂理の最も大きな障害となり、
当時の摂理を担う人物と、敵対していました。

神さまの勇志たちは、
本然の心に従って動き、
真理と義と善を追求する、強い道徳心に基づき、
善を行おうとしました。

一方で組織や制度には良心が欠けています

統一運動はカリスマ的メシア的摂理的な運動です

その運動では、神さまの真の息子であり、
堕落とは無関係なアダム格の人物が
清い良心と本然の心を持ち、
神さまの摂理的目的を達成するために、
組織と基盤を導きます。

実際のところ、文総裁は
統一運動の歴史を通じて、
数百の団体や組織の設立に影響を与えましたが、
これらの組織や制度が
摂理的優先事項を決定してきたのではありません。
ましてや、
組織や制度が真の家庭
特にアダム格の人物に取って代わることなどできはしないのです。

***

文総裁は生涯、最後の瞬間まで
これらの基準を実践し模範を示されました。

同様に、文顯進会長も
非常に幼い頃から公的な生活を送りながら、
生涯、神さまと神さまの摂理に対する絶対的な信仰と愛、従順の基準を受け継いで
実践しました。

そして1998年7月19日文顯進会長は
父である文総裁から、第4アダムであり、メシア的権威と使命を引き継ぐ

総裁の後継者として

公認されました

この式典は、文会長の家庭連合副会長就任式として知られていますが、
総裁の演説内容と式典自体の規模から見ると、
それ以上の意味があることは、明らかでした。

総裁はこう語られました。

▼(文顯進家庭連合世界副会長就任式、1998年7月19日、米国ニューヨーク)
第4アダム時代が始まったことが、
どれほど奇跡的なことであるかを理解しなければなりません。
真の父母様の全世界での勝利により、
ついに神から見て三代が復帰され
第4アダム時代を出発することができるのです。
それが今日の就任式の意義です。
ですからお父様はとても感謝しています。
皆さんは顯進の家庭を通して第4アダム時代を迎えることができるのです。

これにより第3アダムである文総裁と、
その息子、文顯進会長の勝利的な基盤が築かれました。

史上初めて
神さまを中心に3代が完成したのです。

総裁は、
これが天宙史的な事件だと感激し、
文顯進会長を第4アダムとして公認しました。

総裁はこう語られました。

▼(文顯進家庭連合世界副会長就任式、1998年7月19日、米国ニューヨーク)
今日このような集まりを持つようになったことは、
統一教会の歴史において、
もしくは先生の一生において、
はじめての記念の日だと考えます。
のみならず、神様の願いがあったとするならば、
この日があるということをどれほど待ち望んでこられたかを考えるとき、
私の心からの深い感謝を天の前にお捧げします。

この就任式は、
文会長を
アダム格の人物として認める場でした。

摂理歴史を通じて、文総裁は
4人のアダム格の人物だけを認めました。
それは人類始祖アダム、
イエス・キリスト、
文総裁、そして彼の息子である文顯進会長です。

この式典が非常に重要な理由は、
摂理歴史上初めて父と息子二世代が一つになって
神さまの前に立ち、
アダム家庭の父の世代と息子の世代の失敗を復帰できたからです。

これが、1998年文顯進副会長就任式の意義でした。

総裁が
教会時代の終焉を宣言したことは、
新しい摂理時代の始まりを意味し、
文会長を第4アダムとして公認したことと結びついています。

この時代は
子女時代または二世時代と言い、
総裁はこの新しい時代には
すべてが第4アダム圏にある文会長を経なければならない
と指示しました。

これは第4 アダムの時代に入ることを望む人は
アダム格の人物と
一つにならなければならない
ということを意味しています。

文総裁は
指導者たちと真の家庭の構成員たち、
そして韓女史にも、
文会長と一つになるように言われ、
この摂理的な指示を
徹底的に強調しました。

(次に続く)