truth

文顯進様に対する攻撃

文顯進様に対する攻撃は、唐突に始まったものではない。
「人格殺人キャンペーン」が始まる以前に幾多の伏線があるのだ。
その一つが、
2010年2月22日「世界公職者集会」の金孝律氏の発言に見られる。

▼(2010年2月22日「世界公職者集会」金孝律氏の発言)

私の理解では、顯進様は自分こそがお父様とお母様によって戴冠を受け、真の父母様の相続者、或いは後継者として任命されるべきであると固く信じていたようです。
ちょうどエサウが自分は長子だから全ての祝福を受けると信じていたようにです。
しかし実際は王冠は亨進様が受けました。
(中略)
神の摂理を誰が相続し、誰が運営するかという決定は誰が下すのでしょうか?
それは神様とお父様がなされるべきことです。
この一点から分裂が始まっていくようになるのです。
これが兄弟間の抗争という問題ではないことをはっきりと知らなければなりません。
間違った決定がされたという問題でもありません。
これはカインがアベルと神に対して感じたような、或いはエサウが自分の母親と父親とヤコブに対して感じたような感情の問題です。
(中略)
真の御父母様の家庭に過去40 年にわたって侍ってきた者として、これだけは言えます。
私たちの縦的軸は常に真の御父母様につながっているのであって、真の子女様につながっているのではありません。

そして同集会で
朴珍用弁護士は、次のように批判した。

▼(2010年2月22日 朴珍用弁護士の発言)

WTA(ワシントンタイムズ航空)から宣教会財団に巨額の金額が送金された。
それで昨年11月に、顯進様が任命したリチャード・ペレアWTA社長が宣教会財団に韓国の法律会社を通して法的通知書を送った。
(中略)
私はあちらの弁護士に言った。
訴訟を取り下げろ。そうすればお金を返す、と。
(中略)
お母様は顯進様にUCI理事長の席から降りよと命じた。
しかし昨年、彼は理事会を通して、真の父母様の代表者であるピーター金と朱社長を解雇した。大変深刻なことだ。
(中略)
どこの国でも理事会を変える前には、まずお父様と相談する。お父様の許可を受けるべきだ。
(中略)
妨害したと言うのではなく、お父様のところに行ってきちんと報告せよ。
直接報告すればいい、何が問題か、弁明をするな。

***

こうして悪意的な非難キャンペーンは
2010年と2011年にわたって、集中的に展開された。
目的は、
顯進様と郭錠煥氏に対する歪曲された固定概念を強固なものにすることであり、
そのために大衆言論を動員、
世論を喚起、
熱心に宣伝し続け、
真の父母宣布文実行委員会、
信徒対策委員会、
元老牧師の集会などの御用団体を活用し、
その認識のフレームを強烈に固着させていった。

***

そんななか、
2012年9月3日 文鮮明先生が基元節間近にして聖和されました

聖和前の文鮮明先生のご様子

2011年11月29日「UCをやり直したい」

▽(可知講師の講義資料より)

2011年11月28日に真の御父様は済州島を一周されて、
その夜に寝ることができず、29日の午前3時頃、済州島の責任者たちを呼ばれて、結果が出ていないことに対して叱られました。
訓読会では泣かれながら、話すこともできない状態となり、食堂に向かうときには号泣しておられました。
そして巨文島に向かうヘリ機の中で「統一教会をもう一度やり直したい」と言われ、泣き続けられたのです。
2012年に入り、真の御父様は、訓読会で泣かれることが多くなりました。

2012年7月27日「涙するアボジ」

▽(劉先生の証しより)

ですから最近の御父様を見てください。
今まで個人的に涙を流すのを見たことがありません。
祈祷するときには、本当に溢れる涙を流すことはありました。
御言を語りながら涙を流すことは殆どありませんでした。
しかし最近は御言を語りながら、喉がつまって御言を語れない時が多く、その姿を見せまいとしている姿、そうやって生きておられる父母様です。
(中略)
一生、苦労して勝利の栄光の日を迎えようとしたにもかかわらず、私たちが勝利して侍れないために、その日を迎えられない。
そのための涙を子に見せまいと苦悶しながらも泣かれてしまうのです。

***

そのような文鮮明先生聖和後の状況はと言うと、
ますます激しく顯進様を「愚か者」と喧伝し断罪していくのである。
その一例を以下に挙げておく。
2012年10月1日に発表された
「韓国信徒対策委員会」の公文である。

▼(2012年10月1日発表「韓国信徒対策委員会」公文)

既に顯進様は一連の過程を経て統一家を代表することができない親不孝大逆者になった。自らがそのような道を選んだのである。
(中略)
もし自分の道を行くのなら、自ら私は真の父母と関係がないと言わなければならない。
中途半端に統一教に足を浸そうとする態度を捨てなければならない。
統一家の食口は少なくとも、病中にあった真のお父様に侍った方々をよく分かっている。
聖和された真のお父様によく侍るために、全力をつくして献身した方々を知っている。
怠け者で、批判的で、反逆的な行動に明け暮れる、驕慢で虚偽の意識に満ち溢れた者が誰なのかをよく知っている。
食口は良心がある者たちであり、理性がある者たちだ。
民心が恐ろしいものだと知るならば、これ以上の言論プレーと偽装戦術の集団行動を中断するように願う。
文顕進様こそ復帰されない堕落世界が作ったこの時代のカイン的な「愚か者」だ。
郭グループは「愚か者たちの行進」に従う付添い人だ。
もどかしい心がいつになったら消えるのだろうか。
文顕進様と郭グループの資本が底を着かない限り、彼らの愚かな公演は終りがなかろう。
統一教食口の祈祷は変わることはない。
次のように。
「天のお父様、天地人真の父母様、親不孝・不忠な者たちから統一教と統一運動を守ってください。」

***

きょうは、旧暦で2025年1月3日だ。
2025年は、神さまの摂理におけるターニングポインであり、
ものすごい変化の風が吹き、分水嶺的な瞬間が訪れている。
それはまた私たちにとって、
この天運の風に乗ることの出来る千載一遇のチャンスでもある。
私たちは、
神さまの摂理が向かうその先
神さまの理想実現に向けて
私たち各々が為せることを成し、
私たちに任せられた責任を果たしていく。
果たしていくのだ。